仕事のある日は会社に早く行って寝ている
休憩所に着いてから仕事のための段取りをするために動き出す時間まで2時間近くある
会社にいるとはいえこの時間は自分の時間 できるだけゆっくり休めるように努めている
疲れているときはすぐに眠りに入る 逆に全然眠くないときもある
全然眠れないわけではないがそんなときはちょっと損した気分になる
今週末の木曜日はよく寝られたのだろう 夢を見た
ある高層階の建物にいた
自分の経験では高いところにいると必ず落ちる夢を見る
何故か夢の中でそれがわかっていた
場所は建物の外だった 多分屋上だろう
自分がいる建物よりもすぐ近く(隣)に更に高くそびえている建物もあった
自分のいる場所は高層階の建物が密集している所
夢の中で建物の外にいるしここから落ちるのだろう なんかそう感じていた
しかし夢の続きは違っていた
建物の先は海だった
その建物の先にある海が突然大波を立て始めた
ものすごく大きな波 自分がいる建物を遥かに超える波だ
しかもものすごい速さでこちらに向かってくる
どうすればいい? 自分がいる場所は建物の最上階 これ以上上に行くことは出来ない
そうこうしている間に波は建物に到着 前の建物群によって波は崩れた
だが建物の隙間に入って来た水がものすごい勢いと速さで駆け上ってくる
逃げるすべ 助かるすべはもうない
助からない 瞬時に思った
死ぬってどういうことなのだろう どうやって死ぬのだろう? 苦しいのだろうか?
怖い 色々思った
水は自分の建物の高さを優に超えた そして崩れた水が屋上にいた自分に襲いかかる
もう終わりなんだ
たまに津波の夢を見る時があるが飲まれる瞬間に目が覚める
だがこの日は違っていた
屋上にいた自分はなすすべがない
勢いで駆け上った水は崩れ落ちて屋上を跡形もなく包み込んだ
自分は水に飲み込まれた 息を止めたが何をしても無駄なのだろう そう思った
水は更に上昇している 自分は上昇している水の先頭に出てきた 息ができる
でも助かる気配は微塵もない それだけ巨大で大きな津波の力だったからだ
速さもものすごく何も出来ない
一度は水面に出たものの下から来たさらなる波が大きく崩れ再び飲み込まれた
水の厚さを知った 絶望的な距離 もう息をすることが出来ない
ものすごく怖かった 死ぬことに対して 経験したことがないから
そんな状態の中でほんの少しだけ余裕が出た。周りを見ることが出来た
水中の中で見えたものは飲まれたビル群 窓から中が見える
そして気がつくとそのビルの中に入っていた
ビルの中には覚えているような物は何もなかった
ただ水で満たされていたので息はできないのだろうなと思った
止めている息が苦しくなりダメ元で鼻で吸う すると水が入ってこなくて普通に息をすることが出来た。でも助かるとは思えなかった。どんな死に方をするのか どんな苦しみが待っているのか
そんなことしか考えられなかった
息ができたことで辺りを見て回った 電気はついてなかったがあまり暗くはなかった
今思えば水の中にいるのに水の冷たさを感じなかった
そして恐怖に怯えながら目が覚めた
ものすごく怖かった


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