令和2年9月1日(火) 今日のこと

止まった時間 長いようであっという間だったあの時間

帰宅して電気をつけたら招き猫の手が大きく動いた
珍しい こんなに動いているのは久しぶりに見た

よく見たら招き猫を置いている引き出しが多く出ていた そのため光がよく当たるようになったのだろう

百円ショップで買った小さなおもちゃの招き猫 この猫は
この猫は病院で入院していたお母さんに元気になるように祈りを込めて買ったものだ
そして病室に置いておいた

まだ元気だったころ もう一つあった招き猫がたくさん動いているとよくその会話で盛り上がった
そんなこともあったせいでお母さんが入院した時にもう一つ買って病室に置いたのだ

結果は残念だったが その後仏壇にずっと置いてある

久しぶりに動いた招き猫 少し昔を思い出した

お母さんの写真はあの時の写真だ

久しぶりにお母さんの桐たんすを開けてみた
もうずいぶん整理してしまったが謄本などの書類 そして 数枚の写真が出てきた

親父が将棋を指している大き目の写真

そして自分が中学のころお母さんを抱きしめて笑っている白黒の写真が出てきた
露出があってなくてかなり暗い写真だった

写真は年を取らない あの頃の時間を映し出す その時間はそこで止まっている
写真の中の自分とお母さん 戻ることのできないあの時間 そしてあの場所
当時当たり前だと思っていたあの時間は実はものすごく幸せな時間だったのだ
そう思えるようになるまでどれだけの時間がかかっただろう

またあの時のような幸せな時間を見つけ出すことができるだろうか

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