夕日

2006年 6月12日 作成



夕日がとても綺麗だった
急いで帰ってきたあの日の夕方
焦る気持ちをなだめるように
大きく大きく燃えていた

西に向かう道を急いで走ったあの日の夕方
薄赤色の大きな夕日は
真正面に燃えていた

-この時間よ永遠なれ-
心の中で呟いた
何故にこんなに美しい
-もっともっと今の時間を-
しかし時間は止まらない
夕日はどんどん沈んでいく
-あと少し、もう少しだけ-

夕日は遠い山に姿を消した
僕は右に曲がり北を目指した
辺りは闇が迫っていた
永遠の闇なのか・・・また再び夕日を見れるのか・・・
答えを見つけるために走り続けた

答えは決まっていた
答えは分かっていた

否定したい自分 否定できない現実
だから夕日に頼っていた
変えられない現実

そして心の中でそっと呟いた

さようなら

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